第35章 自然祭
それから…
PM1:30
噴水広場
自然に対する感謝と共に
その生かしてもらったことの成果を見せるため
全身全霊でぶつかり合う、戦いが幕を開けたのでした…
ケイト「さあ!今を生きようぜ!!日本!!(微笑」
そう、日本へ大剣を向けるケイトに対し
日本「はい!!(微笑」
同様に、ケイトへと刀を構える日本。
日本/ケイト((あなた/日本に会えて…本当に、よかった!))
ガキイィン!!(衝撃波)
その想いと共に、刃と刃をぶつけ合う二人。
その周囲には、凄まじい衝撃波が伴っていた。
その想いが、尋常ではないのを示すかのように…
日本「ケイトさん…
(昔、想像中)
まだ知り合って、外に出たことが無い頃…
ケイト「日本?」
日本「頷く)はい」
ケイト「それって、どれぐらい遠いの?
日本「結構離れていますね」
ケイト「そこって、どんな国なの?」
日本「来てみれば早いと思いますが…
どうです?よければ、来ますか?(微笑&手を差し伸ばす」
ケイト「ぱぁ)うん!^^(頷く」
差し出し合う手と手。
握ったその手は…まだ小さく、幼かった。
あれから…ケイトさんを、私の家へあげ
1820年から、5年ほど共に過ごしていた頃…
日本「ケイトさん!ケイトさん!?」
ケイトさんが寝ている間に
久しぶりに外へと、食糧を買いに行ってた間に
家は荒らされ
まだ3歳の外見だったケイトさんは
奴隷船へと連れ去られていったのだと、すぐ解りました。
その頃、まだ治安が悪かったのです。
そして…それと同時に
近所の子供たちから気味悪がられたり
周りと同じぐらい早く成長しないことで、
気味悪がられる上に差別を受けて石を投げつけられたり、
隔壁や孤立など…
味方も、話せる相手も、誰も居ずに…
ひどい目に遭わされ続けていたと…
後で、近所の人たちから聞きました。