第34章 2月12日
エヴァン「最後に何か残してやりてぇから
ここでの純金売ってきたんだ、専門家に。
そしたら、500億から600億で買い取ってくれた。
ま、日本にはない新種みたいな純金だからな!^^」
ケイト「ありがと^^
でも、それとこれとは別だから。じゃきん」←拳準備
エヴァン「だから落ち着いてくれって!;
だってよぉ…
オリヴァとソフィアと同じぐらい胸でかいなんて
気にすることねぇだろ?;そりゃ戦いに邪魔かもしれんが;」
ケイト「…はあ;まあいっか。
悪気が無いって事ぐらいは解ってるし…;
それに…そろそろだな」
エヴァン「ああ。伝えたいことは伝えた…
ケイト、この国を任せたぞ。愛おしい孫娘よ(微笑」
愛おしげに見つめながら手を差し伸ばすエヴァン。
その左手を、左手で取りながら…
ケイト「頷く)ああ。どうか…ご多幸があらんことを(微笑」
同様に、エヴァンを優しい目で見つめるケイト。
その直後
白い光が、天からエヴァンを包み込み…連れ去って行った。
エヴァン「愛してるぞ~!!ケイトォ~!!^^(両手を振る」
ケイト「私も愛してるよ!!祖父上~!!^^(右手を振る」
そうして…
ドイツ「…行ってしまったな」
ケイト「うん」
日本「ケイトさん…?」
ケイト「私…ホントは話してないことがある。
話さなきゃいけないって解ってる。でも…(俯く」
眉間に皺を寄せながら俯くケイトに対し
ロシア「話したくなってからでいいよ」
イタリア「うん。無理はよくないよ?」
フランス「話せない事情があるんなら
仕方ないんじゃないの?いつものことだけど(苦笑」
イギリス「約束…なんだろ?
ゆっくりでいいし、話せる時で十分だ」
アメリカ「うん!
ケイトのペースでいいから、自分を追い込まないこと!^^
君の場合、そうじゃないと倒れるからな^^♪」
ドイツ「俺も、それと同意見だ(微笑)
話したくないなら話さなくてもいい。
だが無理は決してしないように!!」
中国「何年でも気長に待つある。
だから気負わず、安心するよろし^^」
そうケイトの頭を撫でる中国に対し
皆の言葉もあってか…両目を潤ませていた。喜びと共に…
日本「ケイトさん、大丈夫ですよ(微笑」
そっとケイトを抱き締める日本さん
ケイト「あり…がとう;(涙」
それが涙腺を切らせたのでした。