第34章 2月12日
遺跡
ドイツ「この島にも、雨は降るんだな」
噴水広場のど真ん中
噴水の前で
話し出すドイツさん。
ケイト「うん。
雨が降る時は、たまにあるんだよね^^;」
ロシア「へぇ。
それより、君の祖母と父母について知りたいなぁ^^♪」
ケイト「ん?いいよ^^
私の祖母はオリヴァ、凛とした、綺麗で美しい人で
性格は…ツンデレかな。
第一系列が雷、第二系列が光だった。
私の父上はヴィッヒ、自分にも人にも厳しいけど
とっても優しい生真面目な王なんだ。
例えるなら…ドイツに似た感じかな」
ドイツ「驚き)?俺か?」
ケイト「うん!^^
優しくする所とか、とくにそっくり(微笑」
ドイツ「そ、そうか//(嬉し気」
ケイト「第一系列は水で、第二系列は雷だった。
とっても穏やかな性格で、その反面不器用な所があったなぁ(微笑)
私の母上はソフィア、いつも癒やしを与えてくれる、
とっても温かくて、優しい人なんだ。
第一系列は光と火と風、第二系列はなし、第三系列に水と雷
私の祖父上はエヴァン、
愛が溢れる、美をめでまくる優しき王…
たった一人でも死ぬと、その度に泣き崩れていたっけな。
私も同じなんだけどさ^^;そういう所は似てるんだ…(遠い目」
日本「そうですね(微笑)
話を聞いて回っていましたが
どれほど年老いても、そのナンpおっほん
その褒め称えた人のことを覚えており
死の間際に、瞬時に駆けつけ…
涙ながらに、看取っていたとのことです。
そして死んだ際には
朝に死んだとしたら、晩までずっと泣き通しだったとか。
だから…妻をとることを
最後まで渋っていたそうです。
国民でさえこれなのに
夫婦になんてなったりしたら、もっと悲しいに決まってると。
しかし、本気で惚れたオリヴァさんと
最後には結ばれ、ヴィッヒさんを子に持ったとか。
それとケイトさん、気になることに…
エンゼさんの名前が、住民票にはおろか
どこの書物にもないのですが…なぜですか?」
ケイト「それは気にするな…
言ったろ?二人で一人だって…それでいいんだ(苦し気」
そう苦しげにつぶやくケイトさんは…
とても、切なそうな表情をしていた。
ドイツ「訳ありか)
日本、そのことについてはあまり出さない方がいい(小声」
日本「はい。そうします(小声」
そうして時は昼へ