第34章 2月12日
ご神木の前…
エヴァン「…小さい時、ここで笑い合ったっけなぁ(微笑)
(想像中)
11歳の時
同い年で、ずっと一緒に育ってきたエンゼと共に
エヴァン「エンゼ!親友の証として、受け取ってくれ!
俺たちは、竹馬の友だからな!^^」
エンゼ「?何をくれるんだ?(きょとん」
エヴァン「俺は、『神の力』を自在に扱える。
その…だから…できれば、一緒にいて欲しいんだ^^;
ダメか?;(頬をかく&不安げ」
エンゼ「微笑)…いや。お前となら、いいよ^^」
エヴァン「ぱぁ)そうか!!^^
じゃあエンゼ!約束だ!!ずっと、一緒だぜ!^^」
エンゼ「ああ!!^^」
そうして
俺たちは手を結び合いながら、心から笑い合い
俺は、エンゼに不老の力を与えた。
俺もまた
23歳ぐらいから年を取らなくなったのと同じように
エンゼもまた、同様に年を取らなくなった…
(想像終了)
俺は…
(神の力なんていらない!!
お前がいなくちゃ…
俺が生きてる意味なんてないだろうがっ!!!!
神の力も、力の全てもくれてやる!だから…!
(それでも…エンゼは、二度と動くことはなかった…)
ちくしょおーーーーーっ!!!!!!!!!;;
雨が降る中、涙ながらの咆哮は…島に、響き渡った…)
エンゼ…お前を、護り切れなかった…
エンゼと俺で、一人。
そう想えるぐらいの奴だったのによ…
本当に、俺は…誰かを護れていたのか?(苦し気」
そうエヴァンが呟く中、雨は静かに降ってきた。