第5章 出会い(フランス編)
船長「なぁ、ケイト…俺ぁ
本当は…感謝してるんだぜ。
お前と出会えてなかったら、ずっと気が張り詰めたままだった。
それを、お前が戻してくれた。
家族の元に戻って、一緒に笑顔で暮らしていた時…
とても、羨ましそうな…幸せそうな顔を、お前はしていたよな。
それは…それまで、ひでぇ思いをしてきた。
そして、いとこの下に行って…
多少はマシになってた所を
どれいせんにさらわれて、ぶち壊されて
それで結局帰れねぇように、俺たちがしちまったんだよな。
すまねぇな、本当に。
だがよ…俺たちゃ後悔はしちゃいねぇ。
そのおかげで、お前と出会えたんだからな」
そう言いながら笑う船長に
私も嬉しくって笑ったんだ。
?それまでに何があったかって?
それはね…
上陸した島でトラに襲われて
それを私が助けたんだ。
それで強いって判断されたみたいで
下働きから正式な船員に認められてさ。
それから海の上でカモメと話して、
ケイト「台風が近付いてる。おもかじいっぱぁ~い!(左へ手を振る」
船長「だからそりゃとりかじだ!!左だから真逆だろうが!!;」
そして台風をしのいだ後
船長「はっはっは!^^今日も絶好調だったな!…お前、よかったら子分にならねぇか?」
ケイト「え?」
船長「正規の船員にしてやるっつってんだ!仲間だ…仲間//」
船員「お。船長がでれたぞ!^^」
船長「やかましい!!!!//」
ケイト「子分って何?仲間って?(きょとん」
船長「…日本語、一から勉強しなおした方がいいんじゃねぇのか?;」
ケイト「んー…わかった!!」
腕組みして考え込んだ後、立ち上がって
そして…
ケイト「子分にしてやる!!(えっへん!(腰に手を当て、人差し指を向ける)」
船長「逆だろうが逆!!;」
船員たち『あっはっはっはっは!^^
親分の親分だってよぉ~!!
はっはっはっはっはっはっは!!!!^^』
船長「やかましいぞてめぇらぁー!!!//」
副船長「ぎゃー!船長のご乱心だぁ~!!^^」
船員たち『全員逃げろぉ~!!!^^
あぁ~はっはっはっはっはっはっは!!^^』
船長「やかましいっつってんだ!!//
てめぇら全員そこへなおれぇ!!うちくびだぁー!!(かんかん)(拳振り上げ」
ケイト「首傾げ)?どうしたんだろ?(きょとん」
ワイワイと楽しかったなぁ^^