第5章 出会い(フランス編)
1月9日
その海賊たちが掴まってさぁ。
船長「お前が選べ。お前になら、俺たちは斬られていいと思っている。
俺たち海賊につくか!お前のいとこがいる岡っ引きにつくか!二つに一つだ!!」
日本も必死で探してくれてたみたいで
一緒に海賊と暮らすようになってから
一年ぐらいでつかまったんだ。
日本をいとこって一応紹介したんだけど
岡っ引きが、船長に縄かけてたわけで;
それに対し、私は船長たちを縛っていた縄を斬った
船長(俺たち側につくつもりか?帰れるんだぞ)
ケイト「私は…どっちも選べない!;
船長、海賊をやめて欲しい。そして、財宝だけでも返してあげて。
それと…岡っ引きの人も、今回だけは…見逃して欲しい」
船長「…お前、一番わかってるだろ。ふざけんな!
海賊にも、「誇り」ってもんがある!!
海賊やめるぐらいなら、死を選ぶ!!!
俺たちは、泣く子も黙る海賊だ!!!!」
ケイト「誇りよりも何よりも大事なものは、命じゃないか!
帰る場所があるのに!!戻るべき、居場所があるのに!!!;
(泣き震え)自分はどうしたって、そこには行けないのにっ!!!!;(声を詰まらせる)
両親もいない!;兄弟もいない!!;誰もいない!!!;
…そんな思い、味あわせていいわけないだろうがっ!!!!;;」
船長「!!…そういうことかよ…
だから、いとこだってお前が言った「あいつ」の家に帰ろうとしていたってことか…
ったく、最初に言えよな。はぁ~あ;
…海賊はやめだ!!
海賊『ええ!?』
船もボロボロだし、そろそろ潮時とも思ってたしな(後ろ頭かく」
ケイト「ぱぁ)ほんと!?
船長「今回だけだからな!!!!」
キーン;(目を回す」
余りの大声に目を回したっけ。