第5章 出会い(フランス編)
…そうだよな。
邪神から護るためとはいえ
一人になっちまったんだもんなぁ;
本当は、辛いはずだっていうのに…
フランス「はぁーあ;お兄さんだってさぁ;
好きでやってるわけじゃないんだよ;
…ごめんね;ケイトちゃんが
争いごと嫌いなの解ってたんだけどさぁ;」
ケイト「別にいいよ^^解ってくれたんならさ」
フランス「…う;ありがとう;」
そう泣きじゃくりだすフランス。
ケイト「あのさ、純金とか純銀とか宝石は
山ほどあるんだ。だからさ、持ってって」
フランス「え!?いいの!?」
ケイト「頷)うん!^^
だってさ、苦労しているんでしょ?
それだったら、持ってっていいよ?」
フランス「ちょっと待った!;
俺、攻撃してきたんだよ?;
侵略しようとした人に渡していいの!?;」
ケイト「少なくとも、いい人じゃない。
そうやって、悪いことしたって理解して
反省して、その行動をした人へ謝った時点で
十分、いい人だって…私は思うんだ^^
だから、持ってって^^」
「はい^^」と
そこらに落ちている宝石とかを渡してきた。
フランス「…ちくしょう;
攻めに来た意味ないじゃんか;」
思わず、その温かさと優しさに涙がこぼれ出ちまった;
やばい;見ないで!//;
超恥ずかしい!!//;
両手で顔を覆いながら泣いてたけれど…
ある奴が来やがったんだ;
お兄さんが嫌がる人
言われなくても解るよね?;