第25章 忘年会
ケイト「えへへ^^;
実は最近、
『神の力』を自在に引き出せるようになったんだけど…
体が人のままだからか…
体にかかる負担が、あまりにでか過ぎて…;
ここでも、あまり長くはもたないみたい^^;」
そんな時、また新たに駆けつける人たちが…
オーストリア「全く。あなたという人は…
心配ばかりかけるのも、ほどほどにして下さい!(ぷんぷん」
スイス「そうである!!全く…ひやひやさせおって!」
ケイト「ごめん;
やっぱり…皆が大事だから…負担、かけたくなくて;」
スイス「それでも頼るべきである!!
貴様は、その皆を信じていないのか!?」
ケイト「凄まじい勢いで首を横に振る)ぶんぶん!!
…本当に、ごめん;…次からは、絶対頼るから…
心配してくれて、想ってくれて…ありがとう^^(がくっ」
『ちょっ!;』『ケイト!?;』
時々舟をこぐように頭を揺らしながら
頑張って、最後まで伝えきったものの…
ケイト「ぐー」
その後、聴こえたのは…
日本「どうやら、寝ているようですね;」
ケイトの、寝息だけだったという…
アメリカ「まったく;
人騒がせなハッキングをする奴だったなぁ;」
イギリス「お前が言うな;
もうハッキングされないように、重々気をつけろよ?;」
アメリカ「わかってるんだぞ!^^」
フランス「っつぅよか
神の力を使わなきゃ、一発でKOできないって…;
どんだけ強いんだよ;(溜息」
アメリカ「最終ダンジョンのボスだからな!^^
最強なんだぞ!!(親指立てる」
イギリス「堂々と言えることかよ!!;」
プロイセン「逆に利用されたってのが気に食わねぇな」
ハンガリー「でも、昔から変わらないわね^^
『力を持つ者は
それを用いてとった行動の、責任を取らなければならない。
だからこそ、相手が何であっても
傷付けたり殺す事には、絶対に使ってはいけない。
それは
取り返しのつかない、過去となるから。
それが
哀しみや苦しみや憤り…
負の感情を、呼び起こしてしまうから。
それを未然に防ぎ
なおかつ、責任を取る事こそが
『人として行うべき、本当の正義』であり
『人として、成さねばいけないこと』だ』
そう、ケイトちゃんから教わった事も…
さっきした事も…」
それに皆は頷いていた
『人としてあるべき姿』を体現し続ける、ケイトを見ながら…