第24章 変わらないもの
そんな沈黙に包まれる中…
イギリス「…あいつの闇は、深い…
邪神なら、それを利用して操ることもできる。
そんな力を持っている邪神でさえ…
ケイトを操ることが、全くできなかった。
それほどに…ケイトの闇自身が、深いってことだよな…」
イタリア「そんなの、誰にも話さずにいたら…
きっと、壊れちゃうんじゃないのかなぁ;(不安げ」
ドイツ「…だから、前の時に神殿で涙を流し
その夢を見たおかげで、心にしていた封を切れたんじゃないか?」
日本「ええ。そして…
それが、奇跡を呼び起こし…両親と話すことが出来た」
フランス「…やっぱり、日本にはもったいないよなぁ~;」
ロシア「それに関しては、僕も同意見だね^^♪」
日本「何でそっちの方向へ行くんですか!!;」
フランス「だってさぁ。ずるいじゃん;」
イギリス「またそうやって蒸し返すんじゃねぇよ!;
第一…その本人が、日本がいいって言ったんだ…
その方が、あいつだって話しやすいはずだからな…
そうだろ?日本」
日本「…はい。ケイトさんは、そういっていました」
アメリカ「んー。ずっと考えてたんだけど…
そんなこと言ってたって、何の解決にも繋がらないんだぞ!
それよりも、
その闇を思い出さないぐらい充実させれば、
きっと、ケイトは幸せになるはずさ!!^^(キラーン」
悩む皆に対し、拳を握りながら自信満々に叫ぶアメリカさん。
ドイツ「なるほど。一理あるな」
イギリス「お前にしてはよく考え付いたじゃないか」
アメリカ「まったく~。また嫌味かい?;勘弁してくれよ~;」
イギリス「まだ言ってねぇよ!!;」
それに納得しましたが…
アメリカ「どうせまた、バカなくせにとか色々言うんだろ?^^」
イギリス「言わねぇよ!!」
アメリカ「えー!;嵐が来るんじゃないのかい!?」
イギリス「てめぇ…いっぺんぶっとばすぞゴラァ!」
胸ぐらを掴むイギリスに対し
アメリカ「HAHAHA!くすぐったいんだぞ!^^」
イギリス「いちいち一言余計なんだよ!!;」
喧嘩を始めてしまう二人でしたとさ^^;