第4章 出会い(プロイセン編)
こんな所でくたばってたまるか!!;
こんな所でくたばるような
俺様じゃねぇ!!!!;
ちくしょう…
誰か、
早く助けに来いーっ!!!!;
(熊を背に、
必死に激走中のプロイセンさん
涙目ですね^^;)
ぜぇぜぇ;
一体、どこまで追いかければ
こいつの気が済むってんだ;
プロイセン「もう…ダメだ;
…限界だ;(ばたっ」
へろへろになった俺は、地に伏した。
今にも熊に襲われそうになった直後
そんな時…白い何かが目の前を横切った。
ケイト「でぇーいっ!!」
どっごぉーん!!
って思ったら、三歳程度のガキか!!;
片手で熊投げ飛ばしやがったぞ!!;
俺よりも大きい熊だぞ!!??;
プロイセン「…や、やるじゃねぇか;」
冷や汗をかきながら
それ以外、何も言えなかった;
だが、
ケイト「こら、キュン太!
人襲っちゃダメじゃんか!!(ぷんぷん」
人差し指を向けながら説教してやがる!;
熊「くぅん;」
ケイト「え?ぶつかってこられたから
敵だと思ったって?;…へぇ〜;
その後、背を向けて逃げたんだ;
でも、それとこれとは別だよ;」
熊「きゅぅ〜ん;(しゅん」
おいおい;
さっきまでの「ぐるぁ!」は、どこいった?;
委縮しまくってやがるぞ…;
ケイト「次からは気をつけてね^^」
そう言いながら、熊の頭を撫でると
熊「わふ♪」
嬉しそうに、そのガキの顔をなめだしやがった;
何だこいつ?猛獣使いか?;
状況まで把握していやがったし…
一体、何なんだ?;