第4章 出会い(プロイセン編)
よくよく見ると…
「伝説之島」って本に
書かれていた絵と似てる服だな。
白い、ぶかぶかな帽子
白い、筒袖の衣(きぬ)
白い、ゆったりとした褌(はかま)
固有種の木から汁を取って
熱して固めて作られた、履物
全部が、白を基調とした服装!
白は、「神の力を表した色」であり
神や自然に生かされている身として
生きていることを表していると聞くが…
カッコいいじゃねぇかーっ!!!!(キラキラ)
ワクワクが止まらないぜ!!!!
白い肌に、黒い髪!
こげ茶色をした目!!
黄金はどこだ!!??
って地面にいっぱいあるじゃねぇか!!
って言うか、土そのものか!!
純金も、純銀も、宝石も!
最っ高のパラディース(Paradies、意味はパラダイス)じゃねぇかーッ!!
海には、貝による赤い真珠がわんさかある!!!
全部が…ウトピー(Utopie、意味は理想郷)じゃねぇかーっ!!!!
ケイト「!?;何!?;」
あ…思わず声に出しちまってたみてぇだな;
プロイセン「あー。俺はプロイセン!
助かったぜ!よかったら、俺と一緒に
一つにならないか?(にやり」
ケイト「いやだ。
私、日本と一緒にいたい!^^(きっぱり」
言い切りやがったぁー!!;
俺様が差し伸べた手も取ろうともせずに!!;
日本「ああ;ケイトさん!
ようやく見つけましたよ!!;
いきなり走り出すから、焦りました;(溜息」
ケイト「ごめん^^;ピンチな気がして;
間に合ったみたいでよかったよ^^」
日本「それはよかったですね(微笑」
プロイセン「…」
そんな時、ちょうどいいことを思いついた俺様は…
黙ったまま、ケイトの後ろに立った。