第24章 変わらないもの
それから…
大通路を通って
噴水広場へ向かう皆だったが…
ドイツ「…」
イタリア「凄いことが解ったね~」
ロシア「そうだね」
アメリカ「ん~。只者ではないってずっと思ってたけど
まさか、ヒーローを通り越してゴッドだったんだな!^^」
イギリス「ぜってぇ本人の前で言うなよ!?;」
アメリカ「えー;何でだい?;」
イギリス「話すなって言われてただろうが!;」
フランス「まあとりあえず、
これでケイトちゃんが変わらないでって言った理由が分かったよなぁ」
中国「衝撃的過ぎある;…はあ;(溜息」
日本「しかし…妙ですね」
ドイツ「?何が妙なんだ?」
日本「『神の力』についてです…
もしかしたら、ご神木にいる神様が『始祖神』で
その力を与えられたからこそ、そうなったのでは…」
ドイツ「じゃあ、何で神界などの記憶があるんだ?」
イギリス「謎は深まるばかり…か」
イタリア「でも…本当に優しいことは変わらないと思うよ?」
ドイツ「そういえば…ケイトが殺されかけた時…
殺そうとした相手を許したし、
気にしなかった上、相手を助けていたな…」
日本「その時、どういったことが?」
そうして…
明かされるのは、数十年前の話でした。