第24章 変わらないもの
キャサリン「…さてと、何から話せばいいかしら?」
中国「まずは!我の前世を見て欲しいある!!^^」
キャサリン「それ以前に、あなたたちの前世は見れないわよ?」
日本「?それは一体どういう理由で?」
キャサリン「だって国は土地であって、人じゃないでしょ?」
イギリス「う;」
アメリカ「そう言われると…;」
ロシア「じゃあ何のためにここに来たんだろうね~^^」
ドイツ「じゃあ、何でケイトの前世は見えるんだ?;」
フランス「そうだそうだぁ~!!ずるい!」
イタリア「俺は別にどっちでもいいなぁ~^^」
キャサリン「あら。…ケイトちゃん、言っていなかったの?」
日本「何をですか?」
キャサリン「…まあいいわ。私が説明してあげる。
ケイトはね…元々は人だったの
『!!!』
両親が、死ぬ前まではね。
でも、両親が死んでから…
それがケイトへ委託されて
『擬人化した国』として生きるしかなくなったの」
日本「…そうだったんですか」
キャサリン「『神の力』…本当は、何で宿ったか知ってる?
ホントの理由、聞いたことがある?」
アメリカ「ん?理由?確か…
正しいことに、力を使えるかどうかだったよな?」
キャサリン「その調子じゃ…
あの子、何も教えていないのね…
どれだけ苦労してきたか…その道筋でさえも…」
ドイツ「何か訳ありのようだが、話してくれないか?」
キャサリン「…そうねぇ…大親友なら、大丈夫でしょ。
信頼してるって証でしょうし…
さてと、前置きが長くなったけれど話すわ。
心して聞いて頂戴ね^^
ケイトは…人だった。今世だけは」
イギリス「?どういう意味だ?」
キャサリン「前世が、
全ての世界を作り上げた『始祖神』だから…よ」
『!!!!!』