第24章 変わらないもの
両手を左右に広げながら、湖をついに割ったイタリア…
イタリア「ぜぇぜぇ…やった…やったよ!ケイトちゃん!^^(涙目」
ケイト「ああ!完璧だった!^^」
イタリア「ケイトちゃぁ~ん!!^^」
ぴょん!!どっすぅ~ん!!
嬉しさのあまり、
ケイトへと飛び付いて頬ずりをするイタリア…
リリィ「凄いよ、お兄ちゃん!!信じられない!!//(微笑」
アズサ「本当に凄いよ!//
ケイト様が三つの時にできて、
それ以降、誰も出来たことないのに!!//(キラキラ」
イタリア「えへへ^^//…って三つ!!??;」
キラキラと目を輝かせながら興奮気味に褒める子供たちに対し、
嬉しそうに後ろ頭をかいていたイタリアだったが、
その子供の言葉に驚きました。
ケイト「いやぁ~^^;
修業で、ちょっとね^^;(汗」
イタリアさんに見詰められ、
そう言いながら、後ろ頭をかくケイトさん。
イタリア「がっくん)ズーン)負けたぁ…;」
ケイト「で、でも凄いよ!
国民の中の誰もが出来ないことなんだよ!私以外!」
子供たち『そうだそうだぁ~!!^^(拳振り上げ』
そう肩を落とすイタリアさんを、
必死に慰めるケイトさんと子供たちでした。
それより、5m離れた所で…
ドイツ「おい、見たか?日本」
日本「はい。しっかと見ました」
ドイツ「イタリアの奴…成長したな//(微笑」
イタリアの湖割りを見てから
そう嬉しげに微笑むドイツさんと
日本「はい。そうですね//(微笑」
日本さんでした…
リリィ「私にもコツ教えて~^^」
アズサ「俺にも!俺にも~!^^」
イタリア「ヴェ;え?;」
ワイワイと子供たちに手を引っ張られ
少しばっかし困惑するイタリアさんと…
ケイト「よかったね…イタリア)^^」
それを見ながら、
とても温かい眼差しを向けるケイトさんでした…
ちなみに皆は、
それまでに、二日酔いが治っていたとのことです。
『治療専門部隊』の名は、伊達じゃありませんでした。