第24章 変わらないもの
ご神木の前…
ケイト「イタリア、まずは落ち着いて聞いてくれ」
イタリア「頷く)うん;何?;ぐすっ;」
そう涙目ながらに叫んでいたイタリアの肩を掴み
ケイトは、落ち着かせようとした。
それに、多少は落ち着きを取り戻すイタリアさん…
それに対して、言い放たれる言葉とは…?
ケイト「神器と神獣、
その意思は、自分の意思とも魂とも全く違う。
だがな…神法もまた、意思も魂も全く違う。
だがそれは、自身と自然に分かれているからだ。
ただ、
その全く違う四つでも、共通している部分がある!」
イタリア「?それって?(きょとん」
ケイト「想いを、宿していることだ。
お前の、その覚醒融合の力は…『想いの証』だ。
皆を、愛している。護り抜きたい!
そんな…尊い想いがあるから、それに強さが宿る!!
それを貫き通す意思の強さがあれば、なおさらだ!!
お前には、それがあった!!!だからできた!!!!
だからイタリア…自信を持て!!!!!」
イタリア「ヴェ!?;
いきなりそんなこと言われても、できないよ!!;」
ケイト「できる!!!!!
お前には、それだけの力がある!!!
それだけの想いがある!!!!
神器や神獣にできて、
お前に出来ないことはない!!!!!
絶対にだ!!!!!(真剣」
イタリア「ヴェ…ケイト…ちゃん…」
真剣な眼差しで言い放たれ
今もなお、肩を掴んだまま
強く、イタリアを見据え続けていた…
ケイト「信じろ。お前になら、絶対できる!!(真剣」
その、
イタリアへの信頼と、想いと共に…
イタリア「…わかった!俺、頑張ってみる!!(真剣&拳握る」
ケイト「ああ!!その意気だ!!(微笑」
イタリア「よぉ~し!!イタリア魂みせてやる~っ!!!(拳を天へ掲げる」
その瞳に、
イタリアの心は、今までにないほど燃え上がったそうです…