第23章 聖誕祭
その直後、
ケイト「ほら!!食糧だ!!!!」
食糧を頭へ向けてぶん投げた。
その直後、
食糧の陰に潜みながら近付き…
ぱしぃ!
頭「へっ。
案外、ちゃんときくんじゃねぇか。やっぱりガキd
げぼらぁ!!!!!(白目」
頭が、
右手で刀を持ったまま受け取ったのと同時に
その左腕に抱えられた子と
頭の間に瞬時に潜り込み、拳を叩きこんだ。
と同時に、
子供を離した左腕を掴みながら、
顎へ蹴りを叩きこんで気絶させた。
子「おっかあ~~!!!;;」
子の母親「坊や!!!;;」
涙ながらに、両者は抱き締め合った。
岡っ引き「やるじゃねぇか、おい!^^」
それに対し、ケイトの肩を叩く岡っ引き。
ケイト「…今更岡っ引き?;」
岡っ引き「後ろ頭をかきながら)悪いな。見惚れちまってた^^
俺のことは、健さんと呼んでくんな!(親指で自分を差す」
ケイト「とりあえず…バカってことで」
健さん「なんだと!?;」
日本「まあまあ、お二方;」
突如現れた岡っ引きと
『現れるのが遅過ぎ!』と、
喧嘩をし出すケイトさんとの間に入りながら
仲裁に入る日本さんでした…
ですが…
「ピクッ)…」
盗賊の一人が起き出し、
一番近い日本さんに向けて、刀を突きだした…
ケイト「危ない!!!!!」
グサッ!!!
突如、鈍い音が響き渡った。
岡っ引き「てめぇ!!!」
ばきぃ!!!
その直後、
岡っ引きが盗賊を殴り飛ばして気絶させました…
ですが…
日本「ケイト…さん?…ケイトさん!!!(真っ青」
刀が左脇腹に刺されてから
ふらぁと、日本さんを背に倒れ込むケイトさんを
咄嗟に受け止めながらも、
その状況に、日本さんは真っ青になりました。
ケイト「げほっ!ごほっ!
…ははっ;…血の味って、鉄みたい…;」
口の端から、咳と共に血を吐き出しながら言った後
ケイトさんは…目を瞑りながら、意識を手放しました。
それを見た日本は…
日本「ケイトさん!!!;目を開けて下さい!!!!」
思わず、それを揺すりましたが…血を吐くばかり
岡っ引き「おい!!何してやがる、あんちゃん!
ボーっとしてんな!今すぐ、小石川療養所に連れて行け!」
そうして…ケイトさんは運ばれ、奇跡的に助かりました。