第23章 聖誕祭
あの事件とは…
帰り道での出来事でした。
普段と変わらぬ日常
穏やかな景色と、賑やかな風景…
それらの中、
二人は共にいられることを
何よりも喜んでいました…
ですが………
帰りの道中で
盗賊たちが、町へ食糧を取りに襲って来たのです…
「その食料をよこせぇ!!」
刀を抜きざまに、二人へ向けて振り下ろしましたが
咄嗟に跳んで避ける、ケイトさんと日本さん。
ケイト「ありゃま。どうする?日本。
かたして、奉行所につきだしちゃう?」
日本「いえ。ここは、丁重におかえりいただいt
「何避けてやがんだゴラァ!!!!!」
そういうわけにもいかなさそうですね;はあ(溜息」
ケイト「何で、年に一回は戦いになるんだろう?;(困り顔」
「よそ見してんじゃねぇ!」
どごっ!!
「!!いない?」
ケイト「まぁいいや。相手にとって、不足無し(睨み)
食糧の恨みは、死ぬよりも怖いで!!!」
どかばきバシコォーン!!!!
ちなみに、食糧に関しては
避ける直前、
咄嗟に安全な場所の地面に置いたので無事です。
そう叫びながらケイトさんは
盗賊を一気に、八人ほど一瞬で倒してしまいました。
日本「ケイトさん!手加減してくださいよ!!
ケイトさんが本気で倒そうとしたら、死傷者が出かねませんし」
ケイト「わかってる!そんなへまはしないよ!!」
そう叫び合いながら、
襲い掛かり続ける盗賊を、次々に倒していく。
その後…
「すっげぇ!」「たった一撃にしか見えなかったぞ!?」
ワイワイと盛り上がる、周りの町民たち。
つい先ほど、急いで家へ避難していたのに
何で、こんな時に出てくるのでしょうか…