第22章 聖誕祭まで
あれから…
ハンガリーやオーストリアも来て
ようやく、朝ごはんということになりました。
イギリス「ケイト…
ここにいる奴ら、平然と神法を使っているが…
何歳から使えるんだ?」
ケイト「もぐもぐ)まず、生まれてから普通の一年過ごす。
そして一歳の外見になった後、
紀元前4万5000年3月20日から
年に一度、3月20日に
一歳になった子に
ご神木の前で、力を授与してもらうんだ。
我々国民にだけ許されたものだ」
イギリス「っつぅよか、
お前の着ているそれ(服)…白いな;」
中国「白過ぎある;」
ハンガリー「あら。きれいだと思うわよ?^^」
何か若返ったように見えるハンガリーさん;
それから…
力の働き方の基礎を説明することにしたそうです。
イギリス「そういや
着いた時、あまり気にしてなかったが…
全員、洋服を着ているな;」
周りの格好を見渡しながら呟くイギリス
ケイト「?昔っから、いつもこんな感じだよ?」
イギリス「そうだったのか;」
アメリカ「それより…力の方は、どうなんだい?」
ケイト「まず、力の原理に関して説明すると…
自身が念じて自在に扱いこなす『自然の力』が、『自身の力』として
自然が自身を護ろうとする『自然の力』が、『自然自身の力』となって…
要するに、それぞれは別物の力といったことになる。
その各々の意思と力を一つにすることで、
底知れない力を発揮させることを弱い順に
『共鳴』融合、『覚醒』融合というんだ」