第22章 聖誕祭まで
ケイト「心は常に、共にあり…
志は同じ…
我らは家族…
ヴィージュア!
その意味は、
『我(われ)、自然と共にあり!』
解ってるよ…
言いたいことも…
全部…
だから…前に進まないといけない。
それを無意味にさせちゃいけないから…
過去の出来事だからって、消しちゃいけないから…
ヴィージュア!」
想いと共に立ち上がり、涙が散った直後
その言葉と共に
左拳を握ると同時に、胸に叩きつけた。
昔から変わらぬ、信念の名の下に…
決意の表情と共に、
神殿の中央で輝く国章に微笑みながら
再び誓うかのように…
ケイトは、真っ直ぐに見据えるのだった。
さてさて、
その様子を最後まで見ていた中国さんは…
中国「うっ;よかったある;ずっと味方あるよっ;
我(わたし)、本当にお前が好きあるよ!;
好きで、どうしようもねぇある~っ!!;」
涙を袖で拭きながら叫びまくる中国さんと…
アメリカ「うっ;よかったなケイト;
これからも、ずっと味方だ!!;
ずっと愛してるし、一緒なんだぞ~!!;」
たまたま居合わせて
涙を流しながら叫びまくるアメリカさんでした。
中国「っていつからいたあるか!!??;」
アメリカ「ついさっき、ケイトが泣きながら神殿にいた時なんだぞ!」
中国「それはついさっきとは言わねぇある!!;」
ギャーギャー
そんな騒音が響く中…
ケイト「一体、いつ気付いたふりをすればいいんだろ)…(汗」←実は気付いてた。