第20章 部隊
神器&神獣研究専門部隊
イタリア「え?一体化?」
レイゼン「はい。
それは、『共鳴』と『覚醒』が深くかかわってきます」
ロマーノ「そういや、ケイトが言ってたな」
イタリア「ヴェ~」
レイゼン「共鳴とは、
『神器』=己の魂の一部
『神獣』=己と共にあり続ける存在
『神法』=自然の意思
それぞれが一つになって、初めてできる。
それと同時に、融合が出来るようになる。
我が知っているのは、
その共鳴融合によって与えられる力が
『
『神器』による力
×
『神獣』による力
×
『神法』による力』といったことです」
イタリア「うわぁ~。すっごいんだね!!
もしも全部10だったら、
10×10×10で…1000だ!^^」
ロマーノ「じゃあ、覚醒融合だったらどうなるんだ?」
レイゼン「その場合
『
『神器』による力の、
『神獣』による力『乗』の
『神法』による力『乗』』です。
ですが、その際には注意が必要です」
イタリア「何々~?」
レイゼン「『共鳴融合』状態から元に戻らずに
『覚醒融合』状態へ強制的に変化させるのは…
『禁じ手』なんです」
ロマーノ「何でだ?その方が力強いだろ」
レイゼン「ええ。と同時に、
我々の体が堪えられなくなるんですよ。
普通なら10を三回足した30だった力が
いきなり1000になる。
それだけでも、相当負担を与えているんです。
ですが、覚醒融合状態では…
そのさらに上を行っているんです」
イタリア「えっと…10の10乗の10乗は…0がいっぱいだ!!^^」
ロマーノ「当たり前だ、この馬鹿弟が!」
イタリア「ヴェ;だって、一杯過ぎて…;」
イギリス「相変わらずだな;」