第3章 出会い(イギリス編)
?まだ足りないのかな?
驚きのあまり
口をパクパクさせてる
イギリスお兄ちゃんに
私は首を傾げていたけど
それを気にも留めてないみたい
イギリス「驚いたな;
道端ですらあるとは;)
な、なあ」
ケイト「何?」
イギリス「どこでも、こうやって
拾い上げるだけで取れるのか?」
ケイト「いつも土全部がそうだよ?」
イギリス「そ、そうだったのか;」
ケイト「やっぱり…足りないかなぁ;」
イギリス「いや!そうじゃない!!」
え?何で急に肩を掴んでくるの?;
イギリス「ケイト…これ、返すぞ」
ケイト「え!?;やっぱり…
交換するにも値しないものだから?;」
イギリス「そんな不安げな顔するなよ;」
そう言いながら、その手を離してから
イギリスお兄ちゃんは、
私と視線を合わせたまま話し出した。
イギリス「いいか?
お前らにとって
これらは「ただの土」かもしれないが、
他の国では、すっごく価値が高いんだ。
それに引き換え、
俺の渡したその服は
そんなに価値は高くない。
だから、この取り引きは
「不平等」だから
「不成立」だって意味で
全部返したんだ。
値しないってわけじゃない。
高過ぎるんだよ;」
ケイト「そうだったんだ…
知らなかった;」
イギリス「ま、お前は
他の国と交流したことねぇから
無理もねぇと思うがな(溜息」
片目を瞑りながら腕組みして
溜息をついちゃった;
そんなに当たり前のことだったんだ…;
イギリス「まあ、
交易のことなら、俺に任せろ。
(親指で自分を差す)
教えてやるよ(微笑」
ケイト「ぱぁ)ホント!?//」
イギリス「頷)ああ^^」
ケイト「わぁ~いっ!!^^(万歳&ジャンプ」
イギリス(可愛いなぁ^^)
飛びまわりながら喜ぶ私を
腕組みしながら
イギリスお兄ちゃんは
優しく見守ってくれたんだ^^