第20章 部隊
南西の森
「我々は、神器&神獣研究専門部隊!
我(わたし)は、レイゼン!
この部隊での役割は、
『神器(じんぎ)』、『神獣(しんじゅう)』を
研究し続けることを専門とした部隊だ!」
イタリア「それって、戦力に数えられるの~?」
レイゼン「数えられる。
神獣が一体どのように生まれ、
どうして、国民が死んだと同時に消え
どこに行くのか…
そして、
強過ぎる想いが故に
なぜ神器だけは、
この世に遺り続けることがあるのか…
我は、いつも常々考え続けていたんだ。
この謎が解けたとしても、また新たな謎がやってくる。
といっても、まずは理解することから入るんだけどね^^;」
イタリア「すっごく優しそうな人だなぁ~^^)ヴェ~」
レイゼン「まずは語り掛ける。
そして知っていく。理解していく。
それを続けている内に
『神器』を一瞬で出せるようになる。
『神獣』が一瞬で来るようになる。
『神器』も意思を持つかのように
まるで応えてくれているかのように
すぐ力になろうとしてくれる。
全て、意思を持っているかのように…
そうしてくれたのは、
ご神木に今も宿っておられる『自然の神様』であると同時に
我々の『想い』からも成り立っているのではないかとも考えているんだ(微笑)
だからこそ、まずは親しくなることを重視しているんだ^^」
はかなくも消えそうな雰囲気を漂わせる、黒髪白肌の美青年レイゼン。
こう見えても、神法や神器の扱いには長けています。
ですので、戦力に数えられることも多々あるのだとか。
イタリア「そうなんだ~。よぉし!!
じゃあ、俺もパスタ号と一緒に語り合いながら散歩して
絆を深めるように頑張ってみる!」
ロマーノ「要するに、
それで未知のものを知るためって奴なんだろ?」
レイゼン「ああ!^^
よかったら、我と一緒に様々な研究をしないか?
未知のものを暴くのは、それまでが大変だが…
皆で楽しめるように、笑顔でいられるように努力しているんだ^^」
イタリア「やるやるー!!^^(挙手&ジャンプ」
ロマーノ「…やってやんなくもねーぞ(ぼそり」
レイゼン「ありがとう^^」
そして…
神獣に乗ったり、
神器と神獣に語り掛けたり大事にしたりと…
それでどんな変化が生じるか、研究をし始めたようです。