第19章 伝統と文化
その後…
オーストリア「?おかえりなさい。遅かったですね?何かありましたか?」
ハンガリー「いえ^^;
(あれ(プロイセン)と戦ってたなんて言えないわよね…;)
あ!かわい~い!!^^キャーッ」
オーストリア「?どうかしましたか?;私ばかり見つめて」
そのオーストリアの肩には…
小さな羽の生えた、
もこもこした生物(全長15㎝)でした
「きゅー♪」
女性『可愛い~!!^^』
キャッキャッ
フランス「何アレ?;」
イギリス「何かだろ?きっと…神獣なのか?;」
プロイセン「けっせっせっせ!!腐れ坊ちゃんにはお似合いの神獣だな!(によによ」
女性が群がり、
その神獣を撫でまわしていましたが…
「きゅ~♪(頬ずり」
オーストリア「なんです?;何もない所で手を…;」
オーストリアさんは、首を傾げるばかりでした。
ケイト「あ。オーストリアは力がないから見えないんだ!
オーストリア、ちょっとジッとしててね」
オーストリア「?はい」
状況が解らず、眉をひそめながらも
言われた通り、ジッとしているオーストリアに対し
ぽおぉぉぉ
『白い球状の光』を手の平から出し
オーストリアさんに送り込みました…すると
「きゅ、きゅ~♪(頬ずり」
オーストリア「な!何ですか、この生き物は!?;」
イギリス「見えているのか?;」
ドイツ「どういうことだ?;」
日本「ご神木に行かなければ見えないはずでは…;」
ケイト「えっとね
ご神木に祈りを捧げて国民と認めてもらった時に
力を与えられるでしょ?
その時、ご神木からさっきのように送り込まれることで
力を持つことが出来るんだ。
だから『神の力』を持っている人は
その力を送り込むことで、
それと同じ効果をもたらすことが出来るんだよ」
中国「だったら、最初からやって欲しかったある!;」
ロシア「わざわざご神木まで行くことなかったよね?」
ケイト「でもさ、5000年ぐらいしかもたないんだ;」
イギリス「十分過ぎるぐらいだろ!;」
オーストリア「あの;話がさっぱり見えてこないんですが…;」
聞いたばかりで意味が解らずおろおろしているオーストリアと
それに対し、説明をしようとするハンガリーさんでした。
その影では、
によによしながら妨害行為をしようとするプロイセンさんが…