第17章 神器
ケイト「神器は、銃だとしても実弾は要らないんだ。
いるのは、自然のエネルギーだけ。要するに、無限なんだ」
ドイツ「周囲にあるからな」
イタリア「すっげー!^^」
ロシア「ねえねえ、見て〜^^♪」
おや。ロシアさんが…
凄い量の水を集めています…;
(直径30mの水球を生み出してる)
ドイツ「!!;…おい、俺の銃はどんな感じに出来るんだ?」
ケイト「んー。そうだね。
まずは、自然のエネルギーを銃に集約するようイメージして
目を瞑った方が集中しやすいと思うよ」
ドイツ「ああ」
ごおぉぉぉぉぉぉ
銃の周囲に、火が生まれ
銃に吸い込まれていきます。
『おお』
全員が息をのんだ中…
ケイト「そして、ゆっくり目を開けて…
生物がいない方の海、
今私が指さしてる方へ向けて撃ってみて」
ドイツ「わかった」
かちんっ(トリガーを引く)
コオオオオオオ(銃口の前で『球状』に集約される)
キュォオン(光線状に真っ直ぐ海へ)
どっごぉーん!!!!!!!!(凄まじい濃度の火柱)
ドイツ「な…なんて威力だ!;」
トリガーを引いたことによる、乾いた金属音が響き、
その直後、火柱による凄まじい爆音と爆風が響き渡りました。
ケイト「ちなみに、
皆の神器(じんぎ)と神獣(しんじゅう)も
同じぐらいの威力を発揮出来るから。
加減には、十二分に気をつけるようにしてね^^
ちなみに
島の外に出た後でも、自在に使えるらしいよ。
国民以外じゃ、霊感のある人しか見えないけど」
イギリス「自然からの『信頼の証』か…
とんでもねぇ力だな;」
ドイツ「頷)うむ;
これなら、隠そうとするのも解る気がする;」
中国「というよりも、
力を悪用しようとする人がいれば、すっげー危険ある;」
日本「だからこそ、ケイトさんのことは
擬人化した国以外には誰にも知られないようにしなければ」
フランス「この島のこともな;」
アメリカ「どうせだったら、ここに住み着いた方が早いんだぞ!^^」
イタリア「純粋で、正しい心を持つ人たちだけが
国民として住むことを認めてもらえるんだね〜」
ケイト「ちなみに後で解ったんだけど
私たちは白人じゃなくて
日本人の中で、肌が色白な人たちだけの子孫だから
肌が白人みたいに色白で、顔つきが日本人の古風な顔立ちなんだってさ」