第15章 エヴァンヴィッヒ王国
ドイツ「なるほど。要するに、重要視されるのは
どれだけ自然と一体化し、
なおかつ、それを集約できるかといった感じだな」
ケイト「自然に、完璧に気を許すぐらいじゃないとね。
第一、自然からしたら
強引に押さえつけられてるって感じだからね。
心を完璧に許し合って、
『自然が自分、自分が自然』ってぐらいになるんだ。
自分が立ったり、動くのは当たり前でしょ?
それと同じように、
そうされるのが当たり前みたいな感じになって
初めて、『飽和』という状態に辿り着けるんだ」
ロシア「なるほどね」
イギリス「じゃあ神器はどうやって出すんだ?」
ケイト「その集めたエネルギーの密度が、
物質と同じ密度=飽和以上になった時、初めて出るんだ。
自分に合った武器や防具にね。
もちろん、自然の力をより強く引き出してくれるんだ」
中国「おぉ~!!なんかすっげぇある!!」
日本「しかし…なぜ、そのような力を?」
ケイト「信頼の証だと思ってる。
ちなみに、それで地球どころか
世界一つぐらいなら、楽々壊せるらしいし」
『!!!!!!;』
中国「世界…木端微塵あるか;」
ケイト「塵すらも残らないよ?本気でやれば」
日本「世界兵器ですね;」
ドイツ「軍事利用されなくて、本当に良かったな;」
ケイト「それ以前に、そういうのは無理だよ。
まあ、自然の方が護ろうと加護してくれているおかげか
体質上、筋肉の方が凄くつきやすくって
今や…外見上、ドイツ並みに割れちゃってるし;
女だけど^^;髪短い上に力強いから、男と勘違いされたり;」
アメリカ「気にすることはないんだぞ!
で…どうすれば、神獣は現れるんだい?」
ケイト「勝手に出てくるよ?」
そして、数分後…
その言葉通り、皆の神獣が次々に現れることになりました。