第15章 エヴァンヴィッヒ王国
そして数分後…
皆さん、無事に能力を身につけたようで…
イタリア「ドイツ!見てみて~^^俺、飛べるようになったよ~^^」
ケイト「水と風だからね~
ドイツ「おい、俺の属性は一体何なんだ?;」
ケイト「おお!第一系列は火のみ!」
中国「我はどうあるか?;」
ケイト「火と風!」
イギリス「俺は?」
ケイト「雷一直線!」
フランス「俺はどうだい?(ウィンク」
ケイト「水と風」
ロシア「僕は~?^^」
ケイト「水だよ^^」
アメリカ「ケイト!!俺の方はどうなんだい!?^^(大興奮」
ケイト「凄い!光以外、全部だよ~^^」
日本「あの、私の方は?」
ケイト「風…と、光だね。光は、1.5系列ぐらいだけど
ギリギリ、第一系列と数えてもいいと思うし」
イギリス「なあケイト。第一系列って、一体なんなんだ?;
聞いててさっぱりだ;」
ケイト「あ~。第一系列って言うのは
その性格上、一番強くて濃い部分を表してるんだ。
簡単に言うと…
水:どこまでもマイペース(イタリア、ロシア)、穏やか(ヴィッヒ)
火:一途(ドイツ)、一本気(プロイセン)、人柄が温かい、怒りっぽい
風:全てを包み込んで、優しく受け容れる(日本)
雷:意地っ張り、不器用、なんだかんだ言って優しい(イギリス)
光:癒し、一緒にいて和む、浄化
って感じ。
その強さは、人それぞれの性格によって変わるんだ。
第一系列、第二系列、第三系列、と大まかに分けれて
一番強く、3分の1に入ってるのが第一系列。
それが、一番極めやすいんだ。
一つだけの場合、それの方が威力が相当強いし
極めるのに必要な時間は、複数持ちよりも早いんだ」
アメリカ「なるほど。じゃあ…複数持ちは弱いのかい?;」
ケイト「首を横に振る)ううん。
組み合わせ次第じゃ、
属性同士を強め合わせて、勝つこともあるんだ。
密度っていうのが、密接に関わってきて
例えば…風の流れを一点に集約した時
飽和のと、その飽和を超えるのがあるとする。
ぶつかり合ったら、どっちが勝つと思う?」
中国「そりゃ、飽和を超えたものある」
ケイト「もし密度が同じなら、引き分けでしょ?
ぶつかるのが水と火だろうが、何と何だろうが
密度さえ上回っていれば勝てるんだ。
だから属性だとか、そういうのはあまり関係ないんだよ」