第15章 エヴァンヴィッヒ王国
昼飯抜きで頑張り続けていた皆であったが
なかなか祈りがうまく出来ていない模様です。
ケイト「まずは、理解しなければいけないな。
自然の偉大さを!なぜ、感謝しなければいけないかを!」
日本「あの;前置きはいいので、説明してください;」
ドイツ「一刻も早く、力を身につけたいんだが…;」
ケイト「その焦りがいかん!!逆に敬意や感謝を曇らせる!!」
ドイツ「!なるほど…確かにそうだ!すまん!(お辞儀」
ケイト「別にいいよ^^
私だって、
小さい時解らなくて、同じ感じだったし;」
目を瞑りながら思い出すケイトに
アメリカ「そんなことあったんだ…」
ケイト「うん;じゃあ、説明する!心して聞くように!」
それに、思わずつばを飲み込む面々。
ケイト「自然は、いつからあった?」
ドイツ「説明じゃなくて質問になってるぞ!!;」
フランス「あのさ;説明は?;」
イギリス「そう焦るな。何か考えがあるんだろ?;」
グー
イタリア「お腹すいたー;」
日本「我慢ですよ、イタリア君。皆、同じなんですから」
ロシア「んー。ずっと昔からあったんじゃないのかな?」
アメリカ「地球誕生の瞬間からあったんじゃないのかい?」
ケイト「正解!…そして、地球を見守り続けてきた。
一番、地球を古くから知る者だ。
天候、噴火、地震、
様々な事象は、地球誕生の瞬間からあった。
それがあったからこそ
恐竜が滅び、哺乳類の時代が来て
…今、私たちがいる。
遠い昔から、今という時代を支え続けてきたのは人間だけじゃない。
自然という天候があったから、動物も人間も生きてこれたんだ」
ドイツ「頷)うん。なるほど」
日本「おっしゃる通りですね。とても、興味深いです」
中国「なるほど。我(わたし)たちが存在しているのも、
勝手になってたわけじゃねぇってことあるな(二度頷」
イギリス「なるほどな」
フランス「お兄さん、納得」
ロシア「へー。そういう理由があったんだね^^♪
どうして、あんなに温かくて優しいのか解ったよ。
だから、ケイトちゃんは全員に対して平等なんだね^^日本君以外」
ケイト「頷)うん!^^
人は、今まで生きている間に関わった魂とか
全部受け継いでいる。
それが出来るのは、自然が存在して
地球という星の存在が成り立ち続けるのを
影から支え続けてくれているおかげだから^^」