第14章 復活
そして…
ケイト『よかった…皆も、日本も、無事…だね(微笑』
そう言いながら、
日本たちに手を伸ばしながら微笑みかけ
ケイトは、白い光と共に消え去った。
!!!!
驚きのあまり、静まり返り
誰も、言葉を出さなかった。
いや…出せなかった。
日本「ケイト…さん?…うっ;…うあああああーっ!!!!(涙」
涙と共に、ケイトの体へと泣き崩れた。
そのケイトの左側から、イギリスは肩を掴んで尋ねた。
イギリス「おい…嘘、だろ?
また、驚かそうとしてんだろ?なあ、ケイト!
…何とか言えよ!!(涙こぼす」
その叫びと共に、ぼろぼろとこぼれ落ちていく涙。
その涙と共に、必死に揺するも…ピクリとも動かなかった。
イギリス「…これから、だろうが…なんで、こんな時にっ;
…うっ;…ケイト、お前…言ったよな?
護るんだって、言ったよな!!??
なのに…俺たちには、護らせてもくれねぇのかよ!;(泣き震え)
ずっと、今までだって…
護ってきてくれたじゃねぇかっ!!;;
(イギリスの頭には、今までの思い出がよぎっていた。
それと同時に、皆もまた、同様に想いが込みあがり、
涙を流していた)
何でだよ…何で…
いっつも俺たちの心を救ってばっかなくせ、何も言わねえで…
死ぬなよ…ずっと、一緒だって…
大好きだって、言ってくれただろ?
約束破るのかよ!!;
戻ってこいよ…皆、待ってんだぞ…
ぱっぱと戻って、いつもの笑顔を見せやがれ!!!
ケイトォーッ!!!!!!」
叫びながら、ケイトへ抱き着いた直後…
白い光が満ち溢れ、
ケイトと共に消えたはずのエターナルブレードが現れ、
ケイトの中に入った。
目から流れ出る涙と共に皆が見つめる中、ケイトは…
ケイト「…ん(ピクッ」
イギリス「ぱあ)ケイト…(微笑」
ケイト「あれ?…どーしたの?皆(きょとん」
それに答えず、イギリスは抱き締めた。
イギリス「バカヤロウ…死ぬほど心配したんだぞ、バカ!!;(涙」
『ケイトォー!!!!!』
それに伴い、
バカバカ連呼されながら抱き締められ、状況が全く掴めなかった。
だが…そこにあったのは、
一つの命と、それを喜びと共に囲む皆の姿だった。