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DevilMent

第4章 約束。


「ねぇ?琴乃ちゃん。約束したよね…?今日泊まるって…?」


「え…。」



心を読まれたようでゾっとした。
葵の目には光がなく死んだ魚のような目をしていた。


「約束したよね?」

「…。」


「ねぇ?琴乃ちゃん?」

「…。」



「ねぇ、琴乃ちゃん、約束したよね?ね?」

「…。」



恐怖から少しずつ後ろへ後退りをはじめるも、
すぐに距離をつめられる。



やばい。

何かが異常だ。


頭の中で警報音が鳴り響くようだった。


逃げなきゃ。






やばい。



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