• テキストサイズ

DevilMent

第2章 憎悪。


胃から吐しゃ物を出していると、
メッセージが来た事を知らせる受信音が鳴った。

彰人からだった。


『ね?面白い事あったでしょ?』


何で知っているんだろう?
今日はじめて会ったはずなのに…


"コンコン"

急にトイレのドアを叩かれ心臓が縮み上がった。


「琴乃ちゃん、大丈夫?」

優しい母の声だった。


「うん。」

「ご飯出来たから。食べにいらっしゃい。」

「うん。」


あのブログの主が母と決まったわけじゃない。
きっと偶然に違いない。


琴乃は…
昔から母に愛されている…。



そうに決まっている。
/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp