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黒子のバスケ*Short Stories
第10章 恋する香り*実渕*
それからネットで日々IHの試合の結果をチェックした。
洛山は順調に勝ち進み、明日は桐皇との決勝戦。
…会いたいな。
話せなくても、姿を見たい。
優勝する瞬間に立ち会いたい。
私は居てもたってもいられなくなった。
気付いたら駅にいて、明日の新幹線のチケットをとっていた。
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