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黒子のバスケ*Short Stories
第9章 つよがり*火神*
「…っ!」
黒子くんの観察力は本当に優れている。
「いつも忙しそうにしてましたし、何かを忘れたいようにも見えました。」
「…そう見えた?」
「上手く隠してはいましたけど、僕はそんな風に感じてました。」
黒子くんは大我の相棒。
3人で一緒にいることも多かった。
「…やっぱり大我がいないと寂しくて仕方ないの。」
涙がぽろぽろ止まらない。
自分の気持ちを分かってくれた人がいて安心したのか、私はすぅっと意識を手放した。
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