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黒子のバスケ*Short Stories

第6章 キミ不足*日向*


「信長作り終わった?」

「んー…もうちょい。」

返事もそこそこにフィギュアを仕上げていく。

雑誌も読み終わってしまい、携帯を見ても特に何もない。

だっていつも一番連絡する人はすぐ側にいるのだから。

「近くにいるのに、遠いな…。」

そんなことを考えてしまう。

本音を言えば、もっと一緒にいたい。
デートもしたいし、構ってほしい。
でも、バスケに打ち込む姿も大好きだから。
子供みたいに武将に瞳を輝かせる姿も大好きだから。

この気持ちに蓋をする。
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