• テキストサイズ

黒子のバスケ*Short Stories

第47章 1st Anniversary*高尾*


いつも通りに朝練に励んで。

…くそぅ、バスケをしている和くんはやっぱり格好よくて悔しい。

いつも通りに緑間くんをからかって。

「真ちゃん、手に持ってんのって…。」

「今日のラッキーアイテムなのだよ。当たり前のことを聞くな。」

「ブフォッ!!お風呂用のアヒルちゃんって!何そのミスマッチ!!」

和くんがツボにハマって大笑いするから、私もつられて笑ってしまった。

いつも通りに授業を受けて。

「高尾、起きんか!」

あ、また居眠りしてる。

いつも通りにまた部活に励んで。

「高尾ー、お前今日授業で居眠りしてたらしいな?校庭10周走ってこい。」

「ギャホッ!!マジっすか!?」

…まぁ、自業自得ですね。

いつものように一日が終わろうとしてる。

私から切り出すのは、何だか恥ずかしいしタイミングを間違えてしまいそうで。

朝に話を逸らされたのが少しひっかかっていたのもあって、結局言えずじまい。




/ 445ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp