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黒子のバスケ*Short Stories
第41章 待ち遠しかった日常*火神*
夏休みはというと。
予定表をお互い見せ合い、同じ言葉を口にした。
「うわー…。」
大我はバスケ部の合宿や練習。
私は水泳部の合宿や練習。
どちらかが休みの時に、どちらかは部活。
そして、バスケ部は格段に部活の日が多かった。
見事にすれ違いの生活。
毎日電話やメールはしてたけど、会えたのは片手で数える程度だった。
一緒にお祭りに行ったり、街へお買い物しに行けたりしたのは良かったけど。
付き合い始めてすぐの夏休みは、ちょっと切ないものだった。
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