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黒子のバスケ*Short Stories

第37章 Lunch Box*青峰*


たまにはこんなこともあったりする。

「俺、飲み物買ってくるわ。」

「うん、行ってらっしゃい。」

私は携帯をいじりながら大輝を待つ。

「あ!頼めば良かった…。」

するとさすがにバスケ部のエース。

あっという間に戻ってきた。

「おかえりなさい。何買ったの?」

「名前、ほら。やるわ。」

私の目の前にカフェオレの缶。

彼は既にコーラをごくごく飲んでいる。

「違ったか?」

「ううん。…ありがとう!」

お昼ご飯の後に必ず私がカフェオレを飲むことにちゃんと気付いてくれていた。

意外とよく見ていてくれるところ、好きだな。
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