• テキストサイズ

黒子のバスケ*Short Stories

第4章 君と僕の関係*伊月*


「私、ずっと伊月くんが好きだったの。」

俊くんと隣のクラスで可愛いと噂の女の子。

引き返せなくなってしまって、盗み聞きするような形になってしまった。

少し間が空いて、俊くんが口を開いた。

「ごめん。俺好きな人がいる。」

え…。

俊くん好きな子いるの?

そんな話したことなかったし、聞いたこともなかった。

これから先もし俊くんに彼女が出来たら、私は隣にいられなくなってしまう。

今は「幼なじみ」という肩書きがあるから、堂々と隣にいられた。

そんなの嫌。

私はこの時自分の気持ちに気がついた。
/ 445ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp