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黒子のバスケ*Short Stories

第21章 甘える。/紫原*黄瀬*伊月


<伊月>

俺の部屋でまったり過ごす休日。

それぞれ好きなことをして、でもそれが許される空気が心地いいんだ。

あ、また名前がこっち見た。

携帯から目を離して。

テレビから目を離して。

度々俺の様子を伺っている。

一瞬だけど、確実に見つめている。

そろそろだろうな。

「近付きたい」って言ってくるのは。

ちゃんと見えてるよ。

だけど、ためらっている感じが可愛くて、つい気付いていないふりをしてしまう。
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