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黒子のバスケ*Short Stories

第21章 甘える。/紫原*黄瀬*伊月


オレは名前ちんの体をお姫様だっこして、そのままベッドに腰かける。

彼女はぴったりオレにくっついたまま。

ただ苦しそうな顔がだんだん柔らかくなっていってるのはわかるよ。

こういう時は何も聞かないし。

頭を優しく撫でてあげる。

とん、とん、とリズムよく背中を叩いてあげる。

「あのね、敦にこうやってしてもらうと、とっても落ち着くの。…ありがとう。」

「別にいーよ。元気出たー?」

「うんっ!」

オレに出来ることは全部してあげる。

いつもはオレばっか甘えちゃうけど、辛いときはちゃんと支えてあげる。

だからいつも笑ってて。

オレは名前ちんが笑った顔が可愛くてすきなんだから。
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