• テキストサイズ

黒子のバスケ*Short Stories

第21章 甘える。/紫原*黄瀬*伊月


<紫原>

ぎゅうっ。

ふいに体に腕を回された感触。

彼女の温もりをぽかぼかと感じる。

「名前ちーん、どしたの?」

あらら、まただ。

名前ちんはいつもしっかりしてる。

優しくて明るくてよく笑う。

でもダメなことはちゃんと叱ってくれる。

だけど、たまに何も言わずにオレに抱きついてくる時がある。

顔をしかめて、ちょっと泣きそう。

こういう時は何か辛いことがあったり、心が疲れてしまったりした時なんだ。
/ 445ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp