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黒子のバスケ*Short Stories
第16章 君の願い*赤司*
しばらくすると、きらきらと水面に太陽の光が反射している広い広い海が現れた。
「海だーーーー!!」
「海なんて久しぶり。キレイね。」
「うおおーーい!すげーな!!」
皆が思い思いの歓声をあげる。
「うわー!夏っぽい!夏っぽい!」
私も思わずはしゃいでしまった。
ふと、赤司くんの方を見ると、サイドミラーにちょっとだけ微笑んでいる彼の顔が見えた。
もしかしたら赤司くんも皆とこうして出掛けたかったのかな?
そう思うと、何故だかもっと楽しい気分になっていった。
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