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黒子のバスケ*Short Stories

第12章 Confidence*高尾*


毎週火曜日の最後の講義は高尾くんと二人で受けているものだった。

週に一度のこの時間を実は密かに心待にしていた。

「名前ちゃん、今日バイト?」

「ううん、今日はお休み。火曜日は終わるの遅いからねー。」

「じゃあ、メシでも行かね?」

「うん!行きたい!」

高尾くんからの思わぬお誘いに、ついつい顔が綻んだ。

…そういえば皆で、とか4人で、とかはあったけど、二人きりって初めてだ。

…デートみたい、なんてね。

きっと、というか確実に高尾くんのこと好き。

だけど、過去のトラウマが足を引っ張る。

こんな私を好きになってくれるだろうか。
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