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ぼくの歌舞伎町日記の新たな真実

第1章 隠密行動


布団に入り考える、自分が何者なのか。

どうして『空』という、男の名前で呼ばれてるのか。

考えても答えは出てこない・・・。

だんだん頭がモヤモヤ、霧が掛かったみたいになって眠れなくなってきた朝日が窓に差し込んできて朝になってしまった。

障子が勢いよく開けられて、僕は布団の中に潜り込む。

横から近藤さんの声がした。

近藤「空君おはよう! 今日もいい天気だよ! さぁ起きて空君」

僕はその大声に驚くが、布団の中で声をだす。

空「起きますから、着替えるんで外に出てもらえますか?」

近藤「あぁ、すまない。 外で待ってる」

僕は男装に着替えて、カツラをして外に出る。

近藤「空に会わせたい人がいるんだ」

僕に会わせたい人? 僕の記憶喪失が治る方法を知ってる人なのかな?

近藤さんの後ろを歩き、案内されて会議を行う居間に通された僕は目の前に見たのはテロリストのような、怖いおじさんニコこやかに近藤さんは話し掛けた。

近藤「松平のとっつぁん、おはようございます! いい朝ですんね」

松平「いい朝だ? いきなり呼び出して、俺はな娘と奥さんがいないからゆっくり寝てたというのによ」

松平のとっつぁんと言う人は、近藤さんに向かって銃を向ける僕は怖くてびくびくしていた。

近藤「ほら空君が怖がってるでしょう」

松平「空? このガキか?」

僕に近づいてきて、僕の顔と体を見た後に松平さんは近藤さんに向けて言う。

松平「空は万事屋にでも預けとけ」

そう言って松平というおじさんは、居間から出て行ってしまったその後直ぐに土方さんがタバコを、加えたまま現れた。

土方「おはよう近藤さん、空もおはよう」

僕は頭を下げて挨拶をする、カツラが心配なので頭を押さえて。

空「おはようございます」

土方「何でお前頭を押さえてるんだ?」

近づいてくる土方さんに、僕は後ろに下がる。

近藤「やめろトシ怖がってるだろう」

止められてホットする、しばらくして髪は銀色で洋服は黒と襟は赤のラインが入ってる白と青の左手だけ、腕を通して木刀をわき腹に差している。

居間に入ってきた人に近藤さんは話しかける、親しげに。

近藤「万事屋よく来たな」

万事屋という人は腕を組みめんどくさそうな、顔して言う。

万事屋「手短にすませてくれ、俺は忙しいんだ」

近藤さんに僕は背中を押された。
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