第6章 剣術の差
平助「こっ近藤さーん!!!
しっかりして下さい!!」
え?倒れたの近藤さん?!
陸斗「はぁ……百合様………
奥へ行きましょう……」
何だか疲れているような
陸斗は私にそう言うと
私は陸斗と共に奥に入った。
陸斗「皆様、お待たせしました。」
沖田「へ~百合ちゃん似合うじゃん」
斎藤「……………」
土方「……………。」
海斗「百合~
髪上げた方がお前やっぱ似合うぜ?」
今のは良い意味か?
『…………綺麗な赤………』
私は袴を見て言うと目を細めた。
やっぱりいつも見てきた赤じゃない。
こっちの方が倍、綺麗。
陸斗「百合様、よくお似合いですよ。」
『…………似合ってないし…』
私はそう言って再度木刀を握った。
『それじゃ土方、しよっか。』
土方「あっあぁ・・」
何故か顔が赤い土方は私の声に足を進めた。