第6章 剣術の差
周りのみんなは黙ってる。
あっ殺気が強すぎたかな?
でも……こんなの軽い殺気だよ。
『土方~?
早く勝負しようよ~?』
ゆっくりと土方の方を
向きながら長い髪を靡かせた。
土方「あっあぁ…………」
大丈夫、傷は付けないから。
『真剣と真剣、どっちがいい?』
土方「真剣しか選択肢ねぇじゃねぇか!!!」
その瞬間若干笑い声が聞こえた。
良かった、重たい空気続かなくて。
『んじゃ、土方は真剣で私木刀でするね。』
そう言って私は木刀を探し始めた。
沖田「何で百合ちゃん木刀なの?」
あっあった。
『えっだって土方が切り刻まれてる
ところ見たくないでしょ?』
振り向き様に私は沖田に言った。
ある者はその笑みに恐怖を感じ
ある者は太陽の光を受けた
百合を美しいと感じた。