第6章 剣術の差
『…海斗が殺さないといいけど』
斎藤「どういう意味だ?」
小声で言ったの聞こえてたか。
『海斗は馬鹿でマヌケでアホだけど
剣術は誰にも負けないんだよね。
ほら、現に沖田圧されてるしね?』
沖田は海斗の素早い動きと
力強い剣裁きに圧倒されていた。
陸斗「恥ずかしながら……
兄の私としても海斗の剣術には
適うことができません。」
新八「おいおい、待てよ百合!!
今海斗は俺より百合の方が
強いって言ってたよな?」
『自分で自分のこと強いって
普通言わないだろ…………』
私がそう言った後新八と
平助は納得したように見えた。
陸斗「土方様」
土方「あ?」
陸斗「お先にお詫びしておきます。
百合様が土方様を死なせてしまったら
申し訳ございません」
土方「はぁー?!」
おい、陸斗………
何言うかと思ったら…