第5章 純白の存在
陸斗「百合様、落ち着いて下さい。
ここは幕末ですよ?我々の世界とは
まったく違うのです………」
あっそうだった……
『……………………。』
あぁ無口キャラ崩壊…。
沖田「百合ちゃん何ふてくされてるの?」
沖田が甘ったるい声で言うもんだから
私は無言で土方を指差した。
土方「あぁ?!何で俺なんだよ!!」
沖田「土方さ~ん、
百合ちゃん怒らせたらダメじゃ~ん」
土方「俺は怒らせてねぇだろが!!」
二人ってコント出来るよね。うん。
原田「なぁ百合?
お前今何歳なんだ?」
年齢?
『こいつらの四つ下。』
私は壁に体を預けながら
陸斗達を指差して言った。
新八「おい、海斗。
お前何歳なんだよ?」
海斗「え?十八歳だけど?」
「「「「「「はぁー!!!!」」」」」
・・・・・。うるさい。
平助「えっちょっ待って、え?」
何こいつらびっくりしてんの?
斎藤まで目見開いてるし。
『平助ちゃんと喋って。』
原田「ははは、ならよ百合…?
お前って十四歳なわけ?」
当たり前じゃん。
『あぁ十四歳だよ?』
沖田「あはは……冗談キツいね…」
何でみんなこっち見てんの?
土方なんて瞬きしすぎだし。