第3章 タイムスリップ
土方「で、こいつらをどうする?
未来から来たとかぬかしたが
証拠がねぇじゃねーか、
それにお前が九条家って証拠も」
……恥ずかしい俳句言うぞ?!
陸斗「我々は正真正銘未来から
来た者ですから…………
証拠と言っても……………」
はぁ~陸斗があの俳句言うかと
思ったのに私に言わせるの?!
『あの~土方さん~
証拠ならなんでもいいんですか?』
私がそう言うと土方はあぁと
言って眉間に皺を寄せた。
何で脱がなきゃいけないの……
見せ物じゃないのにな……
私が黙って立ち上がって
襖を勢いよく開けたので
周りのみんなは驚いていた。
ちゃんと聞いててね!!!!
『梅の花ー!!
壱輪咲いてもー!!梅は梅ー!!』
土方「なっ……………」
あっわかりましたか?!
あなたの恥ずかしい豊玉ちゃんです。
海斗「ちょっ百合!!」
陸斗「百合様!」
私の姿を見た二人が立ち上がって
私に駆け寄ろうとした。
あっ?私の姿?今着物脱いでんの。