第3章 タイムスリップ
土方「とにかくお前らはこいつらを
連れて大広間に入ってろ、
近藤さんと三南さんを呼んでくる」
土方はそう言って縁側を歩き出した。
近藤さん……って…近藤勇?
三南って………
ん~
ってやっぱり………
こいつら……新撰組じゃん……
沖田「じゃ僕達は行こうか?」
『あっはい!!!』
私の元気のいい返事にまた沖田は
嘘の笑いを浮かべて縁側を進んだ。
その後ろを私はバタバタと追うと
後ろから静かに陸斗達が足を進めた。
『うぁ~すっごい!!!!』
部屋に通されようとしたとき
私は庭から見える丘の桜の木を
声を出して眺めた。
綺麗だな~
あっあの発言はマジです。
桜好きだからさ~。
沖田「丘の上に見える桜がどうかした?」
こいつ………
どうかしただと?どうかしたよ!!!
『いいや、何でもないですっ!!』
私は微笑しながら沖田に言うと
ふぅ~んと言って部屋に入った。
私はそれを見て部屋に入っていった。
後ろから来るキツい視線を感じながら。