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狂桜鬼伝【薄桜鬼】

第3章 タイムスリップ


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 ̄ ̄ ̄ ̄

―――


ピシャッ



「土方さ~ん」




「総司!!!
てめぇいきなり開けんじゃねぇ!!」



……掃除………?………総司……?




……もしかして………沖田総司…?




やべぇー……剣豪じゃん。




って………やっぱり……こいつらって…




一「副長、幹部を全員集めて
もらってよろしいですか?」




私の隣にいる一という奴が血相を変えている
土方と言われる男に話しかけた。




土方「ん?そいつら誰だ?」




土方は立って私達の近くに
来ると私達の顔を眺めた。



沖田「長州の者かと思って聞いて見たら
全く長州を知らない感じでさ~

目も嘘付いてる感じしなかったし
可愛かったから連れてきちゃいました。」



微笑しながら言う沖田に
土方は一緒顔を歪めた。




土方「てめぇ、大半はその可愛かったって
判断で連れてきたんじゃねぇのか?」




土方は腕を組みながら言うと
沖田は当たり~と言って
また嘘の笑いを見せた。





何で嘘かって?
だって目が笑ってないもん。




『土方さんですか?
私達何も知らないんです。
あの~ちなみに今何年ですか?』




私ははにかんで言うと土方は
目線をこちらに移して言った。




土方「は?
そんなことも知らねえのか?
文久三年だ。」




は?文久?

約百五十年も昔じゃんかー!!!




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